>>840
つづき

そんな論法で可ならば、(再録)>>811
<証明もどき>
列の始まりとなるa_1は、ある自然数nだから a_1=nで、
最小元は0又はそれ以上
自然数は、>に対し全順序だから、列の長さはn+1以下で有限に過ぎない
QED
で、3行で証明終りです
この3行は、直感的理解としては、全く正しい

しかし、数学の証明としては、ちょっとツッコミどころあり
(院試として考えると、採点基準があるとして、これは書いておくべきという点があると思う)
1.降鎖列の定義は書くべき。ここから、a_1=nが出る
2.「最小値原理 自然数からなる空でない集合は最小値をもつ」に触れていない
3.”a_1=n”の部分は、”a_1=n+1”も可能で、数学的帰納法によって、列の長さはn+1→∞に発散する
 降鎖列の定義から、必ず有限nを取らざるを得ず、n+1→∞を考えてはいけないことの言及がない
4.なので、上記の3項の証明が、極小条件 (minimal condition) で、
 Nは最小値原理を満たす→極小条件→降鎖条件(dcc)を満たす(=降鎖列は有限)
 を書く

本来、こういう答案であるべき
以上