>>938 補足

まず、定義からw
降鎖(降下列)の定義 松坂和夫氏の「集合・位相入門」>>783
「順序集合Aの元の列(a_n)n∈Nで、
 a_1>a_2>…>a_n>…
 となるものをAにおける降鎖という」

これを分解すると
1.集合の元を、左から右へ並べる
2.並べた元にn∈Nの番号付けをする
3.結果、a_1,a_2,…,a_n,… の列ができる
4.二項関係として不等号 > について、調べる
5.その結果、a_1>a_2>…>a_n>… ならば、降鎖(降下列)である

逆に、4と5で不等号 < ならば
a_1<a_2<…<a_n<… となり、これは上昇列である

さて、自然数N中では、無限降鎖が作れない
その原因は、2の番号付けにある
即ち、「並べた元にn∈Nの番号付けをする」ときに
必ず、1番と2番と3番・・ とする必要がある
自然数N中では、ある元nを1番に選んで、不等号 > について並べるならば、最長でも0で終わるから、有限長にしかならない
(これは、不等号 > の性質からではなく、原因は2の番号付けにある)

不等号 < について見ると
自然数N中では、ある元nを選んで、不等号 < について並べるならば、Nは無限集合であり、青天井でいくらでも長くできて、無限長も可

もし、上記2の番号付けが無ければ
1,2,3,・・,ω を逆に並べて
ω,・・,3,2.1 としてかまわない

明らかに
1<2<3<・・<ω
ω>・・>3>2>1
である

但し、前者 ”1<2<3<・・<ω”は、1番からの番号付けが可だが
後者 ”ω>・・>3>2>1”は、1番からの番号付けが不可だ

よって、繰り返すがN中 上昇列は可、降鎖(降下列)は不可
これは、不等号 > や < の役割ではなく、その原因は2の番号付けにある

なので、不等号 > や < の役割を誤解して、ここから有限列だ無限列だ などということは
噴飯ものの議論です
以上