>>130 補足
(参考)
時枝問題(数学セミナー201511月号の記事) 「箱入り無数目」抜粋
純粋・応用数学(含むガロア理論)8
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1620904362/405
「もうちょっと面白いのは,独立性に関する反省だと思う.
確率の中心的対象は,独立な確率変数の無限族
X1,X2,X3,…である.
いったい無限を扱うには,
(1)無限を直接扱う,
(2)有限の極限として間接に扱う,
二つの方針が可能である.
確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.
(独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.)
しかし,素朴に,無限族を直接扱えないのか?
扱えるとすると私たちの戦略は頓挫してしまう.
n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって,
その箱のX と他のX1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立なら,
当てられっこないではないか--他の箱から情報は一切もらえないのだから.
勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる.
ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい.」
(引用終り)

ここを補足しておく
1)上記「確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義される」の記述で
2)「(2)の扱いだ.」とするのがまずい というが
3)「無限族は,任意の有限部分族が○○のとき,○○」とする記述は、
 下記のコンパクト性定理の記述に基礎をもつ、(覚えておくべき)有用かつ常用の言い回しです
4)「無限族の独立性の微妙さをものがたる」との記述は、教育上有害無益です
5)時枝さん、分かってない!w
以上

つづく