>>700 補足

1)決定性公理(AD)を仮定すると
 ”実数の任意の部分集合について「ルベーグ可測である」「ベールの性質を持つ」「完全集合性を持つ」ことが従う。とくに実数の任意の部分集合が完全集合性を持つことは「実数の部分集合で非可算なものは実数と同じ濃度を持つ」という弱い形の連続体仮説が成り立つことに換言される”
 の記載あり
(多分、決定性公理(AD)では、The Division Paradox )
2)一方、>>680より DC (the Axiom of Dependent Choicethe) で
 https://stanwagon.com/public/TheDivisionParadoxTaylorWagon.pdf
 A Paradox Arising from the Elimination of a Paradox Alan D. Taylor and Stan Wagon
 P4
 A consequence of these ideas is the interesting result that either LM or PB negates the Generalized Continuum Hypothe-sis [12].
 つまり、ZF+DC+either LM or PB では
 The Division Paradox (>>686-687) 成立
(選択公理ACでは、The Division Paradox 不成立
(連続体仮説とは、相性が悪いらしい。”|R|<|R/Q|”の|R/Q|の濃度は、アレフ1の上でアレフ2未満ということだろう))

3)The Division Paradox |R|<|R/Q| に対し
 選択公理では、R/Qの代表を全て選べる(>>693)
 選択公理を仮定すると、R/Qにすべてに非可算添え字ができて
 rt | [rt]∈R/Q (tは非可算添え字)とできる
 つまり、R/Q={rt | [rt]∈R/Q (tは非可算添え字)}と書ける
  [rt]の意味は、>>684 ご参照
 ∀ rt∈R ゆえ R ⊃R/Q で、”|R|<|R/Q|”不成立
4)補足すると、選択公理下では、R/Qは単にRを分割しただけで、同値類は何ら新しい元を生んでいない
 R/Qから任意の代表をとっても、全てR内の話で、”|R|<|R/Q|”不成立
 ZF+DC+LM or ZF+DC+PBのときのみ、|R/Q|がアレフ1の少しだけ上の濃度に なるのか?(まさかアレフ2はない?)

面白い話だね :p)