>>96
>もともと輪講は皆で勉強するための方法なのですから

それ同意
1)下記の藤野修氏、セミナーの主要メンバー6〜7名
2)その中から、[BCHM]の大論文が出た。HaconとMcKernanはセミナー仲間
 BirkarはShokurovのDR生で、フィールズ賞ゲット
3)要するに、学部や修士でやるゼミは、この練習で自分のレベルと実力を上げるため
 (藤野氏のやったのはプロ同士のセミナー)
4)なんで? Shokurovの論文は難解で一人では手に余るから
 プロのセミナー仲間に入れてもらうための練習が必要だってこと
5)普通の教科書を読む勉強と分けた方が良いと思う(教科書自主輪講はあり)

(参考)
https://www.math.nagoya-u.ac.jp/~fujino/Ronsetsu-final.pdf
『数学』(2007年9月13日提出)
論説 極小モデル理論の新展開 藤野 修
1はじめに
極小モデル理論の初期段階からたくさんのアイデアを出し続けていたShokurovが4次元の極小モデルの構成を完成させたと主張したのは2000年頃であったと思う([Sh4]).
Shokurovの論文([Sh2], [Sh3], [Sh4])はアイデアの宝庫であるが,その難解さも格別である.
ケンブリッジのニュートン研究所でのShokurovの論文[Sh4]の解読セミナー[BOOK]1)を経て,
ここ数年,HaconとMcKernanを中心に急激な発展が再び始まった([HM3], [BCHM]).
数年前までは当分解決不能と思われていた大予想が次々に陥落しているのである.
今回はその大発展の一端を紹介したいと思う.この20年間のShokurovのアイデアと,Siuによる乗数イデアルを用いた巧妙な拡張定理の手法[Si1]の出会いが,今回の大発展の切っ掛けである.
手っ取り早く大結果のひとつを述べておく.
定理1([BCHM]) Xを複素数体上定義された非特異射影代数多様体とする.このとき,標準環
略

[BCHM] C. Birkar, P. Cascini, C. Hacon, and J.McKernan,Existenceofminimalmodelsforvarietiesof loggeneral type,preprint(2006).

[BOOK] Flipsfor3-foldsand4-folds(AlessioCorti, ed.),OxfordUniversityPress,2007.
1) [BOOK]の執筆者はF.Ambro,A.Corti,O.Fujino,C.Hacon, J.Koll´ar, J.McKernan,H.Takagiの7名である.
本と言うよりは論文集と言った方が良いかもしれない.
実際のセミナーの主要メンバーはA. Cortiを中心に, F. Ambro, O. Fujino, M. Kawakita, J.McKernan, H. Takagiの6名であった.
ちなみに, [Sh2]の解読セミナーはJ.Koll´arを中心にUtahで行われ, [FA]としてまとめられている.A.CortiとJ.McKernanはUtahでのセミナーの参加者であるが,他のメンバーは若手である