>>341-343
そだね

1)区間[0,1]中の数列、1/1,1/2,1/3,・・1/n・・→0 (n→∞)
 が、無限列である。同様に次も無限 m/(m+1)∋[0,1]
2)さて、1点は測度0である。もし、0以外の有限測度cを与えると
 加法則から数列 1/1,1/2,1/3,・・1/n・・の測度は(∞に)発散するので
 区間[0,1]の測度が発散するので、まずい(背理法)
3)では、1点の加算無限和がどうなるか?
 ところで、下記河東ゼミは「全部自分で考えろ」とは言っていない
 ”調べたり聞いたり”して、ゼミに望めという(自分で証明を考える力のある人は調べる必要はないが ;p)
4)一つの答えが、下記のchiebukuro.yahooにある
 これをよく見ると、>>335浅野晃の講義 関大 下記と同じ手筋です
『有理数は可算無限個あるので,ジョルダン測度の考え方で「幅」を考えることはできません。そこで,ルベーグ測度で考えます。有理数は可算ですから,通し番号をつけてa1,a2,...an...と表すことができます。ルベーグ測度の考えでは,有理数の集合が数直線上でもつ幅は,有理数全体を区間の組み合わせ(重なってもよいことに注意)で覆ったときの,区間の長さの合計の下限です。そこで,εを任意の正の数とし,a1を幅ε/2の区間で,a2を幅ε/2^2の区間で,・・・,anを幅ε/2^nの区間で覆うとします。このとき区間の長さの合計は
ε/2+ ε/2^2+・・ + ε/2^n+・・ =ε
となります。εは任意の正の数ですからいくらでも小さくすることができるので,区間の長さの合計の下限は0となります。すなわち,有理数全体のルベーグ測度は0となります。』
 つまり、ε/2+ ε/2^2+・・ + ε/2^n+・・ =ε で、被覆幅を等比数列的に小さくする筋です
5)この筋は、下記の西谷達雄(阪大)Lebesque積分P10 『・零集合の高々可算個の和集合は再び零集合である.
 Z1,...,Zn,...を零集合とするとき,任意の≤>0に対して,Znをε2^−nより小なる体積和をもつ高々可算個の区間で被覆できる.従って,これらの区間をすべてあわせれば,Z=∪i=1〜∞ Ziは≤より小な体積和をもつ可算個の区間で被覆される』
6)ここで使われている手筋が二つある
 a)加算集合→可附番(通し番号をつけて)
 b)和を等比数列を使って小さく抑える
7)なお、>>338ルベーグ積分入門∗会田茂樹 ∗2007.11.5版(東大)では
 P8で、『演習問題2.15 (1)Aiがルベーグ外測度ゼロの集合ならば∪i=1〜∞ Aiのルベーグ外測度もゼロ。
 (2)Aが可算集合ならばmL(A)=0』
 と演習問題です ;p)

つづく