・『ガウス 整数論』(DA)高瀬 正仁(訳) は、まえがき
 献詞「ブランウンシュバイク公・・フェルディナント殿下に捧げる
 恩寵に報いるべく、殿下にこの著作を謹呈させていただく・・」
 と始る
・「第7章 円の分割を定める方程式」は、「この理論の諸原理は
 円関数のみならず、そのほかの多くの超越関数
 例えば積分∫dx/√(1-x^4)に依拠する超越関数に対しても・・通用することができる・・」
 「我々はそれら超越関数については特別の包括的な著作を準備している・・」
 とほのめかしている

まあ、ガウスがどこまで解明していたのかは不明だが
高木「近世数学史談」”9 書かれなかった楕円函数論”では
1828年にアーベルの楕円函数論が出て
当時ガウスが”(自分の)著述の三分の一ほどはアーベルの論文が出て不要に帰した”と手紙に書いたことが記されている
”ガウスはModular function を持っていた所に於て、ガウスは遠くアーベル及びヤコービを凌駕している”とも記す

おっさんは、ガウス DA「円分方程式」=ラグランジュの分解式でちょろちょろとやった結果だという
”そういうガウスに私はなりたい”って?w

ガウス過少評価にも、ほどがある。また、ブランウンシュバイク公というパトロンが居たんだよ、貧乏人ではないぞw
数学者より天文台の長の職を選んだのも、そっちの方が高給だったと思われるな

(参考)
https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=11457
朝倉書店
数学史叢書
ガウス 整数論
C.F. ガウス(著)/高瀬 正仁(訳)
『ガウス 整数論』正誤表 https://www.asakura.co.jp/user_data/contents/11457/1.pdf

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書評
くりびつ
5つ星のうち5.0 日本の宝
2011年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガウスによる唯一の著作であるこの本の原著は世界の宝でしょう。
ガウスの数学に対する真摯さ・厳しさが感じられます。膨大な計算に裏打ちされ、そこから抽象された「数の関係を表す美しい基本定理」。単なる問題解きやパズルでない、本当に数学が進むべき道を示してくれているように感じました。数学は、この先も発展・進化していくと思いますが、いつでも戻るべきはこの『ガウス整数論』であると思います。
驚くのは、ガウスがこの著作を構想・出版したのが二十歳前後だということです。
私は、高校の数学教師を目指して採用試験の勉強をしているのですが、試験1ヶ月前だというのに、本書と本書の翻訳者である高瀬正仁さんの『ガウスの数論〜わたしのガウス』にはまってしまいました。しかし、この本に出会えたことは数学教師にとっても人生にとってもかけがえのないものになると思います。