>>992
本書を読んでいた時期がちょうど「アカデミアを諦めるかどうか」という決断を迫られていた時期なのもあり、ここに書いてある(少し単純化しすぎですが)「そのような意思決定に答えるためにモチベーションや気分がある」という説明は、とても腑に落ちるものがありました。つまり、現在の自分は数学へのモチベーションや気分が低く、実際抑うつ状態にもなる程だったので、それは自然に考えれば「そろそろ数学をやめて次の茂みを探しに行くのがよいという心のサイン」と解釈できるのではないか、ということです。

この本の記述を読んで、アカデミアを辞めるかどうかという悩みが消え、心に素直に従えばよいのだという気持ちになり、アカデミアを離れることに決めました。

(もちろん上の記述はほんの議論のごく一部分を抜粋したもので、私の理解やその学術的妥当性等については議論の余地があるとは思われますが、少なくとも自分の意思決定においては、このような考え方は非常にしっくりくるものだったという話です。)