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>スキーム論のノートで(この証明はある種無駄だとは言ってるが)層Fに対してF(φ)が1点であることを懇切丁寧に証明してたりする

層 (数学)は、仏語 Faisceauのあとの方の 'ソー' をとった
Faisceau の元来の意味は束 (タバ) である
英では、 sheafで 麦類の穂束、書類の束、矢の束などを意味する
なので、語源的には1点ではない
にもかかわらず、1点である場合があるので、”懇切丁寧に証明してたりする”ってことでしょうかね

率直に、”束” (タバ) という訳語にすればよかったかもだが
用語”束”は、すでに使われていた。下記では3種挙げられている
束 (射影幾何学) (pencil)、束 (束論) (lattice)、束 (bundle)
(余談ですが、束 (bundle)はあまりみないですね。bundleとそのまま使う人が多い気がします)

多分明治、大正あたりからの伝統で、抽象代数学の訳語は漢字一文字、群、環、体、束・・があてられ
そのながれで、「率直には、”束” (タバ)だけど、 使われているので”層”をひねり出した」(by 秋月)って、ことのようですね

(参考)
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%A4_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
層 (数学)
層(そう、英: sheaf[注 1], 仏: faisceau)とは、位相空間上で連続的に変化する様々な数学的構造をとらえるための概念であり、大域的なデータを局所的に取り出すこと、および局所的なデータの貼り合わせ可能性によって定式化される。
注釈
1^ 英語で麦類の穂束、書類の束、矢の束などを意味する (sheaf - Wiktionary)。
出典
2^ 層という訳語の由来は仏語 Faisceau のあとの方の 'ソー' をとったというのが一つの根拠である。Faisceau の元来の意味は束 (タバ) である。'群の束' (X 上に配置された) の意である。ところで、これを横に見ると地層のような層になる。そこで、垂直を水平におきかえて層と訳してみたのである。この訳がよいか、悪いか、わが国で定着しているかどうか知らないが、この訳語の発案者として、その由来を記しておく。(秋月 1970, p. 176)

ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%9F_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
束 (数学)
日本語で束(そく)と訳される数学的概念は複数ある。
・束 (射影幾何学) (pencil): P + λQ の(あるいは μP + λQ の)形をした族の零点集合が記述する "図形" の族のこと。特に P, Q の零点集合が直線であるとき直線束、円であるとき円束という。
・束 (束論) (lattice): 任意の二点に上限と下限の存在する順序集合、あるいは結びと交わりという二つの演算を備えた代数的構造のこと。これらは同じ一つの概念を定める。この意味での束に関する研究を行う分野は束論と言う。なお、lattice には日本語で格子と訳される別の概念もある。
・束 (bundle): 位相空間の貼り合わせであるような構造の一種。ファイバー束・主束あるいは接ベクトル空間等を参照。