つづき
というわけで、私のノートが唯一の証明となってしまったのである。
その後ケンブリッジにやって来たIskovskih 氏は私のノートをどこかから入手し(というか、ホームページにも置いてあったが)それを元にShokurov氏の結果の解説記事のなかに私の議論をそっくりそのまま入れてしまった。
私のノートを引用していたので無問題であるが。私が最初に配付した特殊停止定理の証明は少し議論が不足していたのだが、それに気付かず引用してしまっているような気がする。
もちろん解説記事なので細部は省略したといえばそれまでである。面白いことに、後に出版されたShokurov氏とIskovskih氏による解説記事の中でも私の議論をそのまま採用しているのである。
意外だったのは、[BCHM]のなかで特殊停止定理が大活躍しているということである。
[BCHM]では、スケール付き極小モデル理論という枠組みの中で特殊停止定理をうまく使いこなしている。厳密に言うと[BCHM]の中の特殊停止定理はそれまでのものと少し違うが、その点は気にしないでおこう。どうも特殊停止定理は次元による帰納的な議論ですごく力を発揮する定理だったようである。
もっと深く追求しておけばよかったのかも知れないが、後の祭である。
で、今や特殊停止定理の証明は多くの人に理解されていると思われるし、証明自体も難しくないことが認識されていると思う。
ただ、釈然としないのは、Shokurov氏のこんがらがった証明を読まずに私の証明だけを見て、「証明は簡単だ」と結論付けられることである。Koll´ ar氏も、特殊停止定理の証明に使うテクニックはすべて昔から知られていたものばかりである、という感じのことを述べていた。
それは全くの事実であるが、おそらく、昔からの簡単なテクニックだけで特殊停止定理は証明出来る!と示した所が私の一番の貢献だと思う。なんせShokurov氏の最初の構想では難しい予想(結局Prokhorov氏によって反例が構成された?)に問題を帰着させる予定だったのであるから。
(引用終り)
・上記の通りだとすれば、西洋流ならば 「特殊停止定理」は、”藤野修の定理”と呼ばれるべきでしょう
・”おれが〜、おれが〜〜”の西洋人ならば、『「特殊停止定理」は、Shokurov予想にすぎなかったところ、私 藤野修の再定式化と証明で定理になった
よって、”藤野修の定理”と呼ばれるべきである! えっへん!』というのでしょうが・・
謙譲を美徳とする日本人は、そうは言わない
・あと、Prokhorov氏が面白い
”Prokhorov氏との共著プレプリントに問題を押し付けて”、その裏で”Shokurov氏に早く証明しろ!”と突くだってww
その押しの強さ我の強さが、大数学者の証かもね・・ww ;p)
以上
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ7
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677132人目の素数さん
2024/05/28(火) 20:50:05.15ID:AU6vgdv8■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています