>>120-121 より
(引用開始)
www.jstage.jst.go.jp/article/kisoron1954/28/2/28_2_55/_pdf
科学基礎論研究 2001
数学の回顧と展望
竹内外史*
ここでは私見を一つ述べます。次のことは別に私のオリ
ジナルという考えではなくて,大かれ少なかれ似た様
なことを殆どの人が思っていると思います。しかし何
故か皆ハッキリとそれを口外することをためらってい
る様に思います。私はそれをハッキリと主張して,そ
れについて考え発展させることが大切だと思います。
私は集合論の矛盾は本当の矛盾でないと思います。
集合論の矛盾は,集合全体を一つの固定した集合とす
るとき,そこに入らない新しい集合が存在するという
ことをいっているだけです。之は正確には集合のuni-
verseが固定したuniverseではなくgrowing uni-
verseだということを言っているのです。数学の対象
として今迄growing universeを取扱ったことはない
ので最初に矛盾としてとらえたことは当然ですが,そ
の後の数学及び集合論をみる時にgrowing universe
と考えることが必然的で又自然だと思います。しかし
先ず我々はgrowing universeをハッキリと表明して,
それに対する新しいphilosophyを展開する必要があ
ります。
(引用終り)

纏めておきましょう

1)竹内外史先生等、多くの基礎論の人は
 ZFCが”ファイナルアンサー”だと思っていない
 上記”我々はgrowing universeをハッキリと表明して,
 それに対する新しいphilosophyを展開する必要があ
 ります”ってこと
2)ZFCに納まりきらない典型例が、圏論です
 今後も、growing universe として
 新しい ZFCや従来の圏論を越える
 数学が出てくるであろう・・
 竹内外史先生等の主張は、こういうことでしょう