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Journal of the AMSはトップ誌を人為的につくるためにもっと露骨に企画されたもの
現在もトップ誌と見做されているAnnals of Math.は、元々はプリンストン大とハーバード大の紀要としてスタートし、プリンストンに高等研究所(IAS)が設置されると、第二次世界大戦後にプリンストン大、ハーバード大、IASに流れ込んだ流入数学者達の論文発表の場となって重要論文が次々に掲載されることで一気に地位を確保したもの
問題は掲載論文数に限りがあり、紀要誌として2大学とIASのファカルティーの重要論文が優先されることで、外部からの投稿論文がさらに掲載されにくくなって、そのことがさらに雑誌の格を上げるという事態になったこと
それまでアメリカ数学会(AMS)の発行するジャーナルは、単純にページ数で振り分けて投稿受け入れ誌を決めていたので、足切りはあるものの、玉石混交の状態だった
そこで、重要論文を選別して掲載する新たなジャーナルとしてスタートさせたのがJournal of the AMS
今は直接投稿を受けているが、最初はAMS発行の各誌に投稿された論文の中から重要論文を選別してJournal of the AMSに回すという荒技で雑誌のステータスを確保している