口頭試問
教授「集合Aが整列可能であることを選択公理で示してくれる?」
学生「はい、Aから順序数に従って一つずつ要素を取りだして並べればいいですが
   当然Aは有限集合とは限りませんので、
   どんな場合でも要素が取り出せるというには
   Aの空でない部分集合からその要素への関数が必要です
   上記の関数の存在が選択公理によって保証されます」
教授「よろしい。順序数に従って、というけど、
   空になる順序数が存在する、といえるかい?」
学生「いかなる順序数でも空にならない、とすると
   順序数の全体と1対1対応する部分的な集まりが
   Aの中に存在することになりますが
   順序数の全体は集合ではないので、Aも集合でないことになります
   これはAが集合であるという前提に反するので、
   必ずAが空になる順序数が存在します」
教授「よろしい。」