>>812
>Akihiko Koga氏の証明では
>集合Aの整列に、Aのべき集合(空集合を除く)の選択関数を使っている

下記だね。見た
これ、>>807-808の Jech, Thomas の証明と類似だね

Jech, Thomas では、”we can do by induction”(超限帰納)と、
”it suffices to construct a transfinite one-to-one sequence (aα: α < θ) that enumerates A”
という 順序数αによる添え字付け手法を使っているんだ

で、君は ある証明で ある手法が使われていることをもって
証明には、その手法が”必須”だと主張する

しかし、ある手法が使われていることから、”必須”は言えない
なお、下記の Akihiko Koga の記載は参考になるね(自分の数学認識をクリアにするために)。それは認める

(参考)
www.cs-study.com/koga/set/pointsOfSetTheory.html#WellOrder04
集合論の学習での重要なポイント
Some Important Topics in Basic Set Theory
by Akihiko Koga
10th Sep. 2018 (Update)

選択公理からの直接の証明
[前置き]
まず,選択公理を使って,A 以外の P(A) の集合,すなわち A の真部分集合 X ⊂ A に対して,X 以外の元を 選ぶ関数 f
f : P(A) - {A} → A
f(X) ∈ A - X
を一つ決めておく.

図略す

実は,この関数を決めた段階で.A の上に一つの整列順序がすでに決まっているのである. それは,X が整列されたとしたら,その後ろに f(X) を置くという順序である.

図略す

もし,X を整列した部分に最後の元 y があれば,f(X) はその直後の元であり,y は f(X) の直前の元である.また,もし,X を整列した部分に最後の元が無い場合, つまり,... と無限に続く場合は,f(X) の直前の元はない.どちらにしても, f を決めた段階で,このように A の整列順序が1つ定まるはずである.
整列可能定理の証明は,この直観が正しいことを丁寧に示していくことになる.
[前置き終わり]

以下,上の直観的な議論を実際に証明に落としていく.

[Proof of 選択公理から整列可能定理]
任意の集合 A に整列順序を入れることができることを証明する.

実は,この証明は次の節の Zorn の補題の証明を焼き直した ものである.
略す