つづき
『余因子行列でも おサルをボコった話のつづき 2の2』
(私スレ主)
スレ15 732 より
条件P:行列Aが 零因子行列(それ自身は零行列でないが 行列式が0である)身は零行列でないとき
結論Q:Aの余因子行列もまた零行列でない
命題:P→Q
に対しては、反例があるので、この命題は不成立です
条件P:行列Aが 零因子行列 に対して
Aの余因子行列 は、零行列であることも そうでないことも 両方あるのですが
3x3行列のエクセルによる余因子行列計算にあるように
下記の行列Aのランクと関連しているように思います
なので、もとの n次正方行列Aのランクが高いほと(つまりn-1に等しいか近いほど)
余因子のn-1次正方行列のランクも高なり ランクn-2 の存在確率が上がり 零行列になりにくい
一方、もとの n次正方行列Aのランクが低いほと(つまり0に近いほど)
余因子のn-1次正方行列のランクも低くなり ランクn-2 の存在確率が下がり 零行列になりやすい
そういう相関があるだろうということです
 ↓
(おサル)
スレ15 734-735 より
 n次行列Aのランクがn-1なら、余因子行列は零行列でない零因子
 n次行列Aのランクがn-2以下なら、余因子行列は零行列
どうすればよいか
(初級)ランクが1以上n−2以下の場合、基本に立ち返り、像空間、核空間を調べることで、零因子を地道に構成する
(上級)固有多項式以外に最小多項式を調べることにより、零因子を構成する
行列式を用いた、中級の解法はちょっと思いつかなかった
 ↓
(私スレ主)
スレ15 737 より
”行列Aの行列式が0やけど、それ自身は零行列でないとき Aの余因子行列もまた零行列でない
Yes or No?”のときよりも、君の理解が進んだか?
中級の解法かどうかは知らないが、下記”行列式のランクと 一次独立”が、直観的で分かり易いだろう(私はこれを思い出した)
石川忠孝や 和久井道久 にあるように
”(13-3a) rankA=r ⇔ a1, ,anの中の一次独立なものの最大個数がr.(注:rが階数(ランク)です)”みたいなこと
(石川忠孝も見てね)
さて
1)n次行列Aのランクがn-1なら、一次独立なものの個数がn-1 で、よって余因子のもとになるn-1次正方行列で ランクn-1の行列が取れる(この場合余因子は非零で 余因子行列は非零行列)
2)一方、n次行列Aのランクがn-2なら、一次独立なものの個数がn-2 で、よって余因子のもとになるn-1次正方行列で ランクn-2の行列は取れない(この場合余因子は全て零で 余因子行列は零行列)
QED

つづく