>>205
(引用始)
まず,単射ということの理解がはっきりしていないようであったので,
「集合 A から B への写像 fが単射あるいは一対一とはどういうことですか」
と聞いた.しばらく考えていたが何も返答がない.
「式か文章で書いてください」などと聞いても駄目で,いろいろと尋ねてみると,
「頭の中にはあるのですがうまく表現できない」との答であった.
「では,どのような形でも良いからそれを書いてください」と言うと,以下のような図を書き
「単射とは図のように A の元と B の元が一対一に対応していることで,だから同型です」
との答であった.そこで私は
「今問題となっている 2 次元の線形空間には元がいくつありますか?」
と尋ねた.その問に対して院生 2 人が相談しながら考え始め,何分かの後に 2 人が出した返事は
「元は 2 個です」であった.
私は「線形空間の元を 2 倍しても 3 倍してもその線形空間の元となるのではないのですか?
無限に元があるでしょう」と言った.それで線形空間の元が無限にあることを一応納得したようであるが,
線形空間のような概念をある程度理解するには一朝一夕にはいかず,その後何週間かかかることになる.
線形写像 f の核が {0} であることと f が単射であることの同値性を示すまでにはかなりの時間を要した.

これらのことは,学部1年次の線形代数で学んだことであり,学生も自分では知っているとしている事項であるが,
実際は上のような理解の状況なので意味のある数学的な議論に持って行くのはなかなか難しい.
(引用終)

これも東京の某私大の話だが、国立大でも工学部の学生にセミナーを実施したら、同様の状況が発生するかもしれない

実際、某スレッドの常連で、線型代数の理解が甚だ心許ない者がいた 
国立大学工学部卒だそうだが、大学1年で数学終わったような人なら大いにあり得ることである