>>625 補足

ホイヨ

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数学の環の零因子が逆元を持たないことの証明は?

<AI による概要>
環の零因子は逆元を持たないことは、矛盾を導くことで証明できます。
単位元 1 を持つ環 R の零因子を a≠0 とし、もし a に逆元 a^-1
が存在すると仮定すると、a^-1*0=0 と零因子の定義 (ab=0) から、
0=a^-1(ab)=(a^-1a)b=1b=bとなり、b≠0 に矛盾します。

詳細な証明手順
1.零因子の定義: R を単位的環 (1≠0) とする。
0でない元 a∈R が零因子であるとは、ある 0 でない元 b∈R
が存在して、ab=0 となること。
2.仮定: 零因子 a に乗法逆元 a^-1 が存在すると仮定する。
すなわち、a^-1a=aa^-1=1。
3.計算: ab=0 の両辺に左から a^-1 を掛ける。
a^-1(ab)=a^-1*0=0
4.展開: 結合法則と零元(0)の性質 (a^-1*0=0) を利用する。
(a^-1a)b=0
1*b=0
b=0
5.矛盾: この結果 b=0 は、零因子の定義「b は 0 でない」に矛盾する。
6.結論: したがって、仮定(a が逆元を持つ)は誤りであり、零因子 a
は逆元を持たない。

このため、零因子を持たない環は「整域」と呼ばれ、良い性質を持つことが知られています。

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
環 (数学)