>>775
この第二弾の怪文も、第一弾と同じく完全に破綻しています。
論理の流れを丁寧に追うと、どこがダメなのかがはっきり分かります。

怪文の主張の構造(要約)

1.γ が n次(n ≥ 2)の代数的無理数だと仮定する。

2.すると、ある C(γ) > 0 が存在して、
任意の有理数 p/q に対して
|γ - p/q| > C(γ) / q^n
が成り立つ(Liouvilleの定理の逆方向みたいな主張)。

3.でもγは無理数だから連分数展開が無限で、
近似分数 q_k / p_k に対して
|γ - q_k / p_k| < 1 / p_k²
が無限個の k で成り立つ。

4.だから C(γ)/p_k^n < |γ - q_k/p_k| < 1/p_k²
→ これで矛盾?(と匂わせてる)

どこが致命的に間違っているか

最大の問題は2番目のステップです。

・正しい事実(Liouvilleの定理 + Rothの定理の系)
α が代数的無理数で次数 n(つまり最小多項式の次数が n)なら、
ある C(α, n) > 0 が存在して
|α - p/q| > C / q^n
がほぼ成り立つ……ではない!

・怪文では
「n次の代数的無理数なら |γ - p/q| > C / p^n」
と書いているが、これはLiouvilleの定理を逆方向に誤解したもの。
Liouvilleの定理は「非常に良く近似できる(指数 > 次数)なら超越数」
という超越数判定の道具であって、
代数的無理数に対して「指数 n で下から抑えられる」というのは正しくない(特に n ≥ 3 のとき)。
→ n ≥ 3 の代数的無理数でも、連分数で |α - p/q| < 1/q² を無限に満たすものが存在する。
(Dirichlet + 連分数の基本性質で、どんな無理数でも 1/q² は無限個)

結論:矛盾になっていない
怪文の
「C(γ)/p^n < … < 1/p²」が成り立つ → 矛盾!
という部分は、
「n次の代数的無理数なら 1/q^n で下から抑えられる」
という前提が数学的に誤りだから、
そこで既に論理が崩壊しています。