スレチだが いいね
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdfc6947f996247e5b853b8eac8eb6cdb5e7b752?page=1
孫正義「上等だよ。どっちかが潰れるまでやってやるよ」PayPay「100億円キャンペーン」は「狂気」から生まれた
6/26(金) 東洋経済オンライン
LINEヤフーの会長職を退任した川邊健太郎氏が、自身初の著書『7つの激変——いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史』を上梓した。

PayPay社内ではそのキャンペーン施策について連日議論を交わしていました。その末に、第1弾のポイント還元キャンペーンとして次の結論を導きます。

 「LINE Payは6%のポイント還元をやっている。それなら、うちは8%で応戦しよう!」

 ライバルより少しだけ条件のよい数字を提示する。マーケティングの定石ともいえる手堅い判断です。

 私たちの出した「8%」という数字は、これから始まる壮大な戦いの規模を、まったく捉えきれていない。そのことを私たちに知らしめたのは「あの人」でした。

■孫正義「8%?  どうせなら200%くらい出せないの?」

 ある会議の席上で、私は孫正義さんと同席しました。PayPayはヤフーとソフトバンクのJVである以上、ポイント還元キャンペーン施策の実行にあたってはソフトバンクのトップである孫さんの了承を取り付ける必要があります。

 会議の終了後、私は孫さんを呼び止め、「8%ポイント還元」のキャンペーンの説明をしました。

 「8%?  なに?  その中途半端な数字。どうせなら200%くらい出せないの?」

 ——え?  200%? 

「孫さん。そもそも200%ってムリなんですよ。景品表示法という法律があってですね、還元率の上限は20%と決まっているんです」

 孫さんと私の、聞きようによっては滑稽なやり取りを、PayPayの幹部社員たちが固唾を飲んで見守っています。最終的に孫さんは残念そうな顔をしながらも、「そうなんだ。だったらそれで我慢するわ」と折れてくれ、なんとか20%で話がまとまりました。

 8%が一転、20%に。まったくの想定外でしたが、ともかく還元率は決まりました。

「孫さん、もう1つだけよろしいですか」とお伺いを立てました。

 「予算の上限ですが、とりあえず100億円でどうでしょうか?」

 「うーん、本当は1000億くらいいきたいところだけどなぁ。じゃあ、いったん100億でやってみるか」

つづく