今日のコラムは、落語のオチに相当する部分がいまいち
『のんきに話をする住民もいたろうか』では、オチになっていない
それ以外は、よく書けているのに もったいない

https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20260610-GYT8T00001/
6月10日 編集手帳
2026/06/10 読売新聞
 展覧会にも変わり種がある。国立科学博物館の前身にあたる東京教育博物館は1920年、「時展覧会」と銘打つ企画展を開いていた
◆江戸期の精巧な和時計などが展示されたほか、井戸端会議の絵には「時の値を知らぬ人達」という題がついていた。「時間尊重・定時励行の美風を養成する」のが趣旨だった。のちに国家総動員法が制定される。美風とうたいつつ戦争の臭いもする
◆きょう6月10日は「時の記念日」とされている。展覧会の年に始まったものだが、この日付が選ばれた理由となると、悠久の時を一気にさかのぼる
◆天智天皇が大津に漏刻(水時計)を作ったとの記述が日本書紀にあり、太鼓と鐘で時を知らせる業務を始めた日にあたるという。水時計は大津に都が移る前、日本国誕生の地とされる飛鳥(奈良県明日香村周辺)に存在した。漏刻跡が発掘された水落遺跡である。壁画で知られる高松塚古墳などとともに「飛鳥・藤原の宮都」として世界文化遺産に登録される運びになった
◆水落遺跡では漏刻へ水を送る 暗渠 あんきょ も発掘された。人は水のそばに集まる。のんきに話をする住民もいたろうか。