今日の読売編集手帳
オチがいまいち
最後を ◆の区切りを前に移して、”挑んできた我々昭和世代”と『我々』を追加すれば多少分かり易い。元の文では訴えたいことが不明確
”◆年の功の視点が高齢社会の商機をよびこむこともありうる
きょうは父の日。<海光のまつただ中へ 揚羽 あげは 蝶 ちょう >(水野雅子)。風に羽を広げ、海原へ向かう蝶の姿は、変転の時代に挑んできた我々昭和世代と重なる。”

https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20260621-GYT8T00007/
6月21日 編集手帳
2026/06/21 読売新聞
 米気象学者のローレンツは1961年、天気予測の実験で手抜きをした。数値の1万分の1以下を省略して計算機械に入力したら、想定と大きく違う結果が出た
◆この失敗から、「ブラジルで 蝶 ちょう が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こるか?」と題して講演を行っている。わずかな差異が予測できない大きい変化につながる、という摂理は「バタフライ(蝶)効果」とよばれている
◆仕事中、思わぬ災難に見舞われるシニアの人が絶えない。荷物を両手に抱えて倒れたり、階段から転げ落ちたりする死傷者は年4万人と、20年前から倍増した。若い人より回復は遅く、仕事を休む期間も長い
◆「転ばぬ先の 杖 つえ 」は用心の大切をいう。滑る床、手すりのない階段、真夏の野外勤務…企業は年長者が感じる職場のリスクに耳を傾け、大事故の芽を摘んでほしい。少子化が進み、シニア従業員は企業活動に欠かせない。年の功の視点が高齢社会の商機をよびこむこともありうる
◆きょうは父の日。<海光のまつただ中へ 揚羽 あげは 蝶 ちょう >(水野雅子)。風に羽を広げ、海原へ向かう蝶の姿は、変転の時代に挑んできた昭和世代と重なる。