イマイチだが
まあまあか

https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20260529-GYT8T00002/
5月29日 編集手帳
2026/05/29 読売新聞
 まもなく5月が終わる。五月病をしのいだとしても、気が抜けない。六月病というのもあって、うつの一歩手前ともいわれている
◆人材情報会社のマイナビがアンケート調査したところ、正社員の5人に1人がやる気の低下や疲労感を覚える六月病を経験したと答えた。若い層ほど比率が高く、20代は約3割を占めた
◆「新年度の4月から頑張り続け、蓄積した疲労がどっと出た」(20代男性)。「ボーナスの少なさ」をあげた30代女性もいた。物価高の中、暮らしに余裕がなくなるばかりでは六月病が増えそうで心配になる
◆歌人の穂村弘さんがとぼけた筆遣いで買い物の一場面を書いている。<表面が白っぽくなった大トロのパック(半額)を手にとって、買おうか買うまいか、損か得か、まだまだうまいかもう腐りかけか、迷っているとき、不意に「ああっ」と叫びたくなる。「人生って、これでぜんぶなのか」>(「顔を覆って」/『世界音痴』小学館文庫)
◆仕事にしろ生活にしろ、 憂鬱 ゆううつ への対処法が反対側に隠れているような。心がつらくなったとき、これが人生のぜんぶではないと思い直すことだろう。