>>771
第10章「私が会った外国数学者達」に、プリンストン滞在中に見かけはしたが話をしたことはないゲーデルについて、いかにも志村らしい記述があったので引用しておきますね

”彼の仕事はGaoisの場合のように、数学の外の人から特にある好奇心を持って見られ、特に哲学者や文学者の興味を惹くらしい。私に取っては彼は「そんなことを考えても無駄だからもう考えるのはおよしなさい」と言って、人々の重荷を取り除いてくれた大恩人である。だから彼の仕事についての通俗書なども「読むのはおよしなさい」ということにもなるのだと思うが中々そうはならないらしい。"

冗談とも本気ともつかない書きぶりが面白い