>>199
4. ショルツェの指摘:「それ、結局同じものとして扱ってない?」
ショルツェとスティックスが特に問題にしたのが、
Corollary 3.12 の証明の終盤、
**Step (xi)**付近です。

彼らの読み方では、そこで望月氏の議論を整理すると、

HT1 と HT2 がある
Θ-linkによって対応がある
それぞれに対応するpilot objectsがある
さらにいくつかの
「indeterminacies(不定性同一視を行うと、IUTが禁止している情報を結局持ち込んでしまうのではないか、と)」
を考慮する
すると結局、二つのpilot objectsを比較できる
そして目的の不等式を得る

という流れになります。

ところがショルツェらは、
4→5のところに問題がある
と言っています。

つまり、
「同型なコピー」と
「実際に数値を比較できる同一の対象」を
混同しているのではないか、という指摘です。