>>212
3. でも「それの何が問題なの?」と思うところ

ここが肝です。

単にAU=AVと言っただけなら問題ありません。

問題は、IUTで必要なのは「同じ構造を持つ」ということではなく、
ある情報を意図的に失わせた後にも、
元の世界の数値について強い評価を得ることだからです。

玩具モデルで、それを少し具体化しましょう。

世界 U にxU=100,yU=1があるとします。

そして重要な量を
AU=log(xU/yU)=log⁡100
とします。

一方、世界 V では「x と y の絶対的な位置関係」を忘れて、xV=1,yV=1 とします。

すると AV=log⁡(xV/yV)=0.

ここで、もし
AU≤AV
を証明できれば、
log 100 ≤ 0
となり、明らかにおかしい。

したがって、そんな不等式は成立しません。