”日本への威圧を念頭に”・・

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中ロ首脳が会談、習氏「両国の基盤ますます強固に」 訪米前に結束誇示
中国・台湾
2026年8月31日 日経

【北京=田島如生、モスクワ=小川知世】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領は31日、訪問先のキルギスの首都ビシケクで会談した。9月に予定する習氏の米国訪問を前に中ロの結束を誇示し、日本への威圧を念頭に軍事協力の拡大なども議論したもようだ。
(抜粋)
中ロ首脳は5月の会談で米国を批判した。会談後に採択した共同声明でトランプ政権を念頭に「覇権主義やいかなる形態の強圧的な政策も容認できない」と表明した。

31日の会談でも米国批判で一致し、米国に対抗するための中ロ協力を申し合わせたとみられる。代表格が軍事分野だ。中ロ両軍は海空で合同演習や部隊交流を重ね、一体的な運用を深めてきた。

なかでも日本周辺での活動が目立つ。6月に日本海と東シナ海、西太平洋の上空を「戦略的合同飛行」した。中ロは高市早苗政権による防衛政策を「新型軍国主義」と非難し、日本を威圧する。

日本の北方領土問題でも連携する。中国外務省は8月14日、13日のプーチン氏による初の北方領土訪問に関し「世界反ファシズム戦争(第2次大戦)勝利の成果は確実に尊重され、守られるべきだ」と事実上支持した。

5月の首脳会談でまとめた共同声明は「日本の急速な再軍備路線は地域の平和に深刻な脅威をもたらす」と記した。今回も日本の防衛政策を議題にした可能性がある。

中ロはイランとエネルギーや軍事面での結びつきが深く、米国政府が24日打ち出した新たな経済制裁に反対する。イランと取引する第三国も制裁対象にする内容だ。