今日の読売編集手帳
まあまあだが、最後がいまいち
”街の普通の道路で、歩行者やドライバーを溺れさせるのが昨今の雨である”
が、ちょっとね
読者の命のかかった話に、おちゃらけは要らない
真剣な警告や注意の呼びかけで終わって良い

https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20260903-GYT8T00001/
9月3日 編集手帳
2026/09/03 読売新聞
 台風に型があるという。手元の解説書によれば、<夏台風>太平洋高気圧の勢力が強く、動きが遅い。上空の風が弱いために迷走しやすい。<秋台風>南の海で発達し、秋雨前線があれば遠くにいても大雨をもたらす
◆台風24号は夏型か、秋型なのか。予報を聞くかぎり、どちらの特徴も備えている。上空の風の弱さから九州の南海上にとどまるように迷走し、何日にもわたり大量の湿った空気を秋雨前線に送り込むと予想されている
◆気象庁がきのう記者会見を開き、長雨は数日に及び、かなりの総雨量になるだろうと発表した
◆九州、四国、そして本州の全域。これほど広い範囲に、一つの台風への警戒が呼びかけられるのは珍しい。千葉、石川・富山、福井では道路が川となり、アンダーパスが池となった。そうなる危険が全国のどこであれ、迫っているということだろう
◆歌舞伎の世界では、「型があるから型破り」と言うそうである。台風24号は夏型か秋型かというより、「型破り」とみて注意力を高めるのがよいのかもしれない。街の普通の道路で、歩行者やドライバーを溺れさせるのが昨今の雨である。