読売新聞編集手帳 まあまあ
最後で

きのうの社の記者会見では「不正」「改ざん」を言い換えていたのが気になった
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きのうの社の記者会見では「不正」「改ざん」を言い換えていた(カイザン?)のが気になった

と一言入れれば、綺麗なオチだったろう

https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20260915-GYT8T00006/
9月15日 編集手帳
2026/09/15 読売新聞
 ロシアの文豪チェーホフは言ったという。<やさしいことばで相手を征服できないような人は、きついことばでも征服はできない>(「世界名言大辞典」梶山健編著)
◆力任せの態度や言動で相手に接しても人を動かすことはできないということだろう。どんな言葉だったのか。中部電力浜岡原子力発電所のデータ不正問題は、経営陣による担当部署への 叱責 しっせき が要因の一つになっていた
◆経営陣は原発再稼働の審査の遅れをただとがめるだけ。担当部署は社内での保身に走り、安全へ背丈の足りない地震データを改ざんしていった
◆東日本大震災で原発事故を経験し、いつかは発生する南海トラフ地震への厳重な警戒が必要な国で最もあってはならない不正だろう。虚偽を並べて審査をごまかそうとした現場の安全意識は皆無に等しい。経営陣は経営陣で、改善されていく進行状況や数値をうのみにしていた。安全への思いがあれば疑念を持つくらいはできたのではないか
◆きのうの社の記者会見では「不正」「改ざん」を言い換えていたのが気になった。「不適切」とは、反省や誠実さが伝わりにくい言葉だろう。