安慧羅疏に
「唯識なりとの智の作すところは境無なりとの智なり。然るに境無なりと
の智はその同じき唯識なりとの智を止滅す。境なき時は識もなきが故に」
とあるように、唯識無境と説くのは境無識無に入る方便のためだ。