要は、「光行差とはどのような現象か」というのが焦点な訳だ。そこで、片方は

「でもそのとき本当は天体はすでにロケットの斜め後方に移動してるよ。
本当は斜め後方にある天体が真横に(つまり本当の位置より前方にずれて)見えるのが(この場合の)光行差だよ」

といっている。これは物理的現象としては正しいが、彼が主張する「光行差」ではない。
一方、もうひとりは

「ロケットにとってその光は真横じゃなくて斜め前方から来たように見えるよ。つまり、そのとき天体は真横じゃなくて斜め前にずれて見えるよ。
天体が真横にあるときに発した光が斜め前方から来たように見えるのが(この場合の)光行差だよ。」

これはいわゆるブラッドリーの光行差の説明そのもの。つまり「光行差」の説明としては正しい。