ローレンツ変換自体が平坦な時空を扱っている時点で
x'=1とx=1というのは同一の長さを扱っているわけだし
t'=1とt=1も同一の長さの時間を扱っているのだから
本来ローレンツ変換で時間の遅れの議論が発生すること自体があり得ない。
ではx=vtを代入した際のt'=t/γ
という式の意味は具体的になんなのかというと
t'とtが同時であるという意味ではなく
t'とtが同時ではないが同一事象だったといっているに過ぎない。
この時t’=8、t=10と仮に設定する場合に
t'=8とt=10に同一事象が発生、例えば物体の爆発が発生し
これらは同時ではなかったということである。
平坦な時空を考慮すれば
t'=8と同時なのはt=8であるしt=10と同時なのはt’=10である。
となると問題となるのはt'=t=8という同時に
K'系の観測者は物体は爆発したといい
K系の観測者はまだ物体は爆発していないと
証言する状況が生じうるということである。
これらは明らかなパラドクスであるといえる。