原子核の周りを回る電子は、加速運動をして電磁波を放出するからエネルギーを失って原子核に落ち込むはず、
という物理的に当然な疑問があります。
それに対して量子力学は、「定常状態ではエネルギーは一定で、定常状態の最低エネルギーの状態があるからそれ以上はエネルギーを失わない」
という「仮説」を勝手に置いて、その仮説を信じれば何でも説明できるとして量子力学は大成功だと言っているようです。
一体どのようにして定常状態がエネルギーを一定に保つように電子が運動を決めるのか、
さらに、最低エネルギーの定常状態は一体どのようにして生じるのか、といった当然の疑問には現在の教科書的量子力学は何も答えないのは奇妙としか言いようがありません。
量子力学は1925年ごろに「完成」したという教えを教科書量子力学では刷り込んでいますが、完成とはほど遠いのが現状です。