サルは食事でカロリー制限しても、ダイエットをしないグループと比べて寿命は延びなかったとの研究結果を、
米国立加齢研究所などのチームが30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。コレステロール値が下がるなど
健康状態は改善した。

マウスではカロリー制限によって寿命が延びることが分かっており、より長生きの人間や、人間に近いサルで
同じ効果があるか注目されてきた。チームは「霊長類がカロリー制限によって寿命が延ばせるかどうかは、
環境や食事内容などさまざまな要因が影響するのではないか」としている。

チームは実験動物のアカゲザルで、カロリーを20%ほどカットしダイエットした場合と、しない場合を20年以上に
わたり観察、比較した。両者に寿命の違いはなく、寿命は延びないとの結論となった。

しかしダイエットに何の効果もないわけではなく、オスに限ると、ダイエットした場合は血中のコレステロールの
値が下がったほか、若いサルでがんの発生率が減ったりするなど、健康状態には差が出た。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120830/dms1208301214012-n1.htm


Calorie restriction falters in the long run : Nature News & Comment
http://www.nature.com/news/calorie-restriction-falters-in-the-long-run-1.11297
Impact of caloric restriction on health and survival in rhesus monkeys from the NIA study : Nature : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature11432.html