少し前から、その絶大な健康効果で注目されているココナッツオイル。
痩せられる、コレステロールを下げる、糖尿病予防に有効、
そして認知症の予防にまで効果があるといいます。

しかし、現在私が調査をしているスリランカでは、昔からココナッツを日常的に使用し
、飲食用だけでなく燃料用などにもなり、捨てる部分がないくらいに有効利用しています。
そして、スリランカで昔から食べられている伝統的な食事には、
そのほとんどにココナッツやココナッツオイルが使われているような状態です。

そんなにココナッツを常食しているスリランカの人たちは、さぞかし健康だと思われがちですが、
私たちが実施した調査研究の結果では、まったくそうではありませんでした。

現地の協力者を得て実際に行った健康診断では、協力者の30〜50歳代の男女209名中、
男性の約30%、女性の約45%が肥満であり、男女ともに60%以上が脂質異常症という結果でした。

そして、ココナッツオイルを常食している人たちでは、そうでない人たちと比べてLDLコレステロールが高く、
動脈硬化のなりやすさを示す動脈硬化指数も、ココナッツオイルを常食している人でも高く、
動脈硬化になりやすい結果となっていました。

2009年に内戦が終わってからは、コロンボを中心に経済も発展しました。
そして、そこで出会う生活レベルの高い人たちでは、糖尿病を発症されているケースも多く見受けられました。
http://biz-journal.jp/2016/02/post_14004.html