牛乳が消化にいい理由


胃の中でヨーグルト状になり分解(消化)される
牛乳に含まれているたんぱく質の約80%は「カゼイン」です。
カゼインは、牛乳中ではくっつきあって小さな粒子として分散しています。私たちが牛乳を飲んだとき、胃の中では、胃酸によって固まり(凝集)、ヨーグルトのような状態になります。たんぱく質を分解する消化酵素などが自由に入り込めるすき間の多い構造ですから、どんどん分解(消化)されていきます。消化が悪くなるわけではなく、逆に小腸滞留時間が延長され、より消化性は高まります。

牛乳中のカゼインは熱を加えなくても消化の良い優れたたんぱく質
肉を加熱すると消化が良くなります。加熱により、たんぱく質が変性して消化酵素の作用を受けやすくなるからです。
牛乳中のカゼインは、肉のように熱で変性させなくても、そのままの形で消化可能な構造を持っています。
食品のたんぱく質の消化率を比較しますと、牛肉97.5%、鶏卵97.1%に対し、牛乳は98.8%。
牛乳の消化率は主要なたんぱく質食品の中でも最も優れています。
牛乳は、とても消化の良い食品なのです。