【間違い訂正版】
NEJMで発表された生の英語の論文
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2107519
これのOther End Points and Safetyで安全性が報告されている

振り分けは、オゼンピック1mgが469人、マンジャロ5mgが470人、10mgが469人、15mgが470人とほぼ均等

・重症度に関係なく、何らかの副作用が起きた確率は64-68%と有意差なし
・seriousな副作用に関してはオゼンピックが2.8%、マンジャロが5mgから順に7.0%、5.3%、5.7%と、オゼンピックよりは確実に多いけど、マンジャロ間では用量依存性が見られない
・副作用のため投薬中止となったのが、オゼンピックが4.1%、マンジャロが6.0%、8.5%、8.5%と用量に多少依存しているかもしれない
・副作用で一番多いのが吐き気・悪心でオゼンピックが17.9%、マンジャロが17.4%、19.2%、22.1%とマンジャロが若干高く、用量に少し依存している
・2番目が下痢でオゼンピックが11.5%、マンジャロが13.2%、16.4%、13.8%とマンジャロでの用量依存性が不明
・3番目が嘔吐でオゼンピックが8.3%、マンジャロが5.7%、8.5%、9.8%と用量依存性が見られる

ニュースでは、「糖尿病の薬を使った安易なダイエットで急性膵炎が起きている、危険だ!」と論説があるので
急性膵炎のリスクが皆さんもご心配だと思うけど
急性膵炎の数と確率は、オゼンピックが3人(0.6%)、マンジャロが0人、2人(0.4%)、2人(0.4%)
頻度が低過ぎてコレで統計的に考えるのは難しいけど、急性膵炎のリスクは0-3人/470人
また、コレは糖尿病の患者での試験で、糖尿病の人は急性膵炎のリスクが健常者より約2.8倍高いという報告がある
だから健常者に関しては、急性膵炎のリスクは0-3人/約1300人と推測できる
これを見て、怖いと思うか、確率低いじゃんと思うかは個人次第かな