人と違った事や変わった事をやって周囲の人の関心を引こうとする承認欲求の形を心理学的には「関心獲得行動」と呼ぶんだけど、根底にあるのは自己肯定感の低さ
「ありのままの自分には価値がない(条件付きでしか愛されない)」という強い思い込み
これは幼少期から「自分で決める」という成功体験を積まなかったため、自分を信じる力(自己効力感)が育ってない事が原因
そして、こういう人は往々にして理想のハードルが異常に高い
「みんなから称賛される特別な自分」というのを理想に掲げてしまうため、一歩現実に戻ったときの「駄目で無能な自分」を受け入れることができず、
手っ取り早く「人と違う変わった言動」をして一時的に理想の自分を演じようとする
加えて認知の歪みがあり、白黒思考が強く 「完璧に注目されていないと無視されてしまう=存在価値がない」と考えてしまう
そして「いいね」という即効性の報酬への依存により、SNSのリアクションが脳内で快楽物質を分泌させ、
一度偽りの自分(盛った写真や嘘のプロフィール)でちやほやされる成功体験を味わうと嘘をやめることが麻薬のように難しくなってしまう
更に認知的不協和の回避と言って、嘘をつき続けているうちに本人の中で「これが本当の自分なんだ」という思い込み(認知の書き換え)が起きる
そして、他者から現実を突きつけられると、自分のアイデンティティが崩壊するような強い不快感(認知的不協和)を覚え、それを拒絶するために相手を無視したりブロックしたりするようになる
他者からの批判や拒絶に対して異常なほど過敏なので「嘘つきだとバレて、軽蔑されること=恥をかくこと」は、彼らにとって精神的な死を意味するほど耐え難い恐怖となる
そのため、話し合って解決する強さはなく、別人に成りすますための裏アカウントを作り、都合の悪い声を敵視させるように仕向ける工作をしたり、
または、対話を拒否して逃げるという選択肢しか取れなくなる
彼らは「偽りのハリボテ」で自分を大きく見せないと他者と関われないほど、内面が脆く傷つきやすい状態にある
SNS上でいくら賞賛されても根本の自己肯定感は上がらないため、追求されると一瞬で崩壊し、逃げ隠れするしかなくなるが、禁断症状によりすぐに行動は再発する