>>193
水と餌の燃費の悪さは深刻なものがあるね。
比較的少数の大きな子を比較的長い繁殖スパンで産むという繁殖戦略も
環境変化には不利だ。

それが特に顕著に表れやすいのが大型哺乳類種で非常に絶滅しやすい動物達だというのもうなずける。
哺乳類では植物食種、動物食種も大型種の系統はどんどん途絶えて置き換わってる。
恐竜とは対照的だ。

暁新世〜始新世前期までに栄えた植物食の各系統や、重脚類は全てが古第三期末までに姿を消し、
その後の覇権を握ったはずの大半の奇蹄類、更にその後を継いだ形の象類の大半までもが
今や滅び去った。

海棲でも束柱類は完全に消え、海牛類は細々と命脈を繋いでいるに過ぎない。
そして現時点での最終勝者となったはずの偶蹄類でも大型種を生み出した系統が既に絶えたり衰えてるという例が多い。
南米や豪州の独特な哺乳類の大型種がほとんど根絶されてしまったのは現生人類のせいである可能性は高いが、
近縁の小型種が生きていることからも、彼等も又、元より絶滅しやすかったのは間違いないだろう。

動物食哺乳類でも無肉歯類、肉歯類は言うに及ばず、食肉目でも似非サーベルネコ、ベアドッグ、ハーフドッグなどは
比較的短命な繁栄をもって姿を消していったわけで。