天敵のいないニュージーランドだから地を
爬うコウモリが存続できた。彼の地が鳥天国
である事からも捕食性の肉食獣が存在しない
条件では多様な進化の可能性がある事がわか
る。オーストリア大陸も唯一有袋類が繁栄
した事からも、やはり捕食性の肉食獣がいな
かった事が幸いした。離島ではないけれど
隔絶されていると言う点では独自進化とな
った。
しかしコウモリの祖先は樹上性。地上を
四足歩行しても祖先に近づいたのではなく
新しい生活形態を身につけたと考えるべき。
翼竜にいたっては、飛翔する時の反動に
後足で地面を強く蹴りあげたと考えられ
ているのであって助走できる後足ではなか
った。地上に降りたら、極端な前傾姿勢を
支えるのに前足は是非とも必要だった。
地上での敏捷な動きはまず無理。但し幼体
はわからない。孵化してすぐに飛べたのなら
やはり地上性の適応は最低限だったのでは
ないかと。