>>28
(>>76の続き)
すると、各i=1,…,stに対してλ_i∈Rだから、各j=1,…,tに対してμ_j∈R
であり、そしてΣ(μ_j・a_j)=Σb_j 1≦j≦tから、a=b。
よって、線型空間の定義から、R∩K≠φであり、RとKの両方に含まれる最小の環Qが存在する。
a_1、…、a_sはR上一次独立、かつb_1、…、b_s、…、b_tはK上一次独立であるから、
R、K⊃Qからa_1、…、a_sはQ上一次独立、かつb_1、…、b_s、…、b_tはQ上一次独立である。
また、a∈V_1、b∈V_2から、a=b=uとおくと、u∈V_1∩V_2。
ところで、V_1∩V_2⊂V_1からu∈V_1であり、V_1∩V_2⊂V_2からu∈V_2である。
更にs=dim(V_1)、t=dim(V_2)だから、s<tからdim(V_1)<dim(V_2)。
従って、s=dim(V_1)≧1から、或る左Q-加群Vが存在してV⊂V_1∩V_2
であり、r=dimVとおくと1≦r≦dim(V_1)<dim(V_2)。
故に、何れも或るベクトルv∈V、v_1∈V_1、v_2∈V_2\{0}が存在して、
a=v+v_1、b=v+v_2。ここで、a、v_1∈V_1、V_1∩V_2⊂V_1だから、
v+v_1∈V_1∩V_2即ちv+v_1∈V_1からv=a−v_1であり、v∈V_1。
また、同様に、b、v_2∈V_2、V_1∩V_2⊂V_2だから、v+v_2∈V_1∩V_2
即ちv+v_2∈V_2からv=b−v_2であり、v∈V_2。従って、v∈V_1∩V_2。
a=bからv+v_1=v+v_2∈V_1∩V_2だから、同様に、v+v_1=v+v_2∈V_1、V_2
から、各k=1,2に対してv_k∈V_1、V_2であり、v_k∈V_1∩V_2。