渡辺隆裕著『ゼミナールゲーム理論入門』

ヤフオクなどの「セカンドプライスオークション」についても頓珍漢なことを書いています。

なんども入札を繰り返す入札者がいるというのが合理的でないと言っています:

「セカンドプライスオークションでは、評価額をしっかり見極めて、その評価額を入札することがどんな入札より悪くないというゲーム理論の含意を知れば、
このような入札行動は起きないのではないだろうか。」

イメージとして、入札数の非常に多いオークションは人気のあるオークションだから、高値で決まりそうだと考えて敬遠する人がいると思います。
これだけ入札があったのだから、既に正しい評価額に近い金額まで到達してしまっているのではないかという印象を持つ人も多いと思います。
バーゲンハンターはそのように見えるオークションを敬遠すると思います。

ですので、自分が落札したオークションがあったとき、自分の評価額で1度だけ入札するのではなく、最低単位で何度も何度も入札を繰り返してせり上がっていく
という戦略をとる人もいるはずです。自分以外のすべての人がすべて敬遠していなくなれば、自分の評価額よりも低い金額で落札することができる可能性もあります。