もし、筆者の伝えたいことが、「陽性判定は、即、感染者ということにはならない」 つまり、
「間違えることもある」という点にあるのであれば、あなたの言い分は通るかもしれないが、筆者の力点は、

>>正解は、約26%だ。判定が「陽性」でも、本当の感染者は10人中3人以下ということだ。

を見て判る通り、「陽性的中率が低い」というというところにある。
そのために、感度や特異度、真の感染率などに、具体的な数字を与えているし、問題設定の中では、わざわざ

>> (検査に至った経緯や、発熱・咳など他の所見は無視する)。
等と断り、終始定量的な説明が加えられている。

ならばこそ、なおさら、「クラスター」という言葉は使うべきでは無かった。
クラスター周辺での調査と、市中での無作為検査では、陽性的中率が変わってしまうのは、
全体を通して、筆者が言いたいことであっただろうに、にもかかわらず、問題の解説で
前提を崩してしまう「クラスター」という言葉を使ったのだから。

そもそも、ニュースでは、「PCRで陽性が○○人」等という使い方をしていただろうか?
単に「感染者○○人」だと思う。もちろん、この感染者の中には、偽陽性も含まれているだろうが、
検査陽性者数と感染者数の違いに注目を与えかねない「陽性者○○人」のような報道は記憶に無い。
そう考えると、「誤解の種」を自ら蒔いて、刈り取るかのような記事に見えてきた。