n≧0に対して、a_n = 3^n−(−2)^n, b_n= 2 * 3^n+(3/2) * 2^n+2^100 と置く。
a_n≧0, b_n≧0 (n≧0) が成り立つことが分かる。
また、a_n ≦ a_{n+1} かつ b_n ≦ b_{n+1} (n≧0) も成り立つことが分かる。
実は、任意の n≧0 に対して

a_{n+1}−a_n < b_n

が成り立つ。これを「完全数学的帰納法」で示す。0≦n≦17 のときは、
手計算により、確かに成り立っている。
次に、n≧17 として、0≦m≦n のとき常に a_{m+1}−a_m < b_m が成り立つとする。

a_1−a_0 < b_0
a_2−a_1 < b_1
a_3−a_2 < b_2
 :
 :
a_{m+1}−a_m < b_m

を全て足し算すれば、

a_{m+1}−a_0 < Σ[k=0〜m] b_k = 3^{m+1}−1+(3/2)(2^{m+1}−1)+(2^100)(m+1)

となる。a_0=0 なので、

a_{m+1} < 3^{m+1}−1+(3/2)(2^{m+1}−1)+(2^100)(m+1)

となる。こちらの不等式は任意の m≧0 で成り立つので、「完全数学的帰納法」により、
今までの計算は全て遡ることができて、任意の n≧0 に対して a_{n+1}−a_n < b_n が成り立つ。