さて、任意の n≧0 に対して

(1) a_{n+1}−a_n < b_n

が成り立つことを「完全数学的帰納法」で示す。0≦n≦31 のときは、手計算により、確かに成り立っている。
次に、0≦m≦n のとき常に a_{m+1}−a_m < b_m が成り立つとする。

a_1−a_0 < b_0
a_2−a_1 < b_1
a_3−a_2 < b_2
 :
 :
a_{m+1}−a_m < b_m

を全て足し算すれば、

(2) a_{m+1}−a_0 < Σ[k=0〜m] b_k

となる。この不等式(2)は>>448の(*)そのものであり、任意の m≧0 で成り立つ不等式なのだった。