逆に、>>451の不等式(2)が成立して>>451の不等式(1)がn=m+1で成立しない場合を考える。
不等式(2)と a_{m+2}−a_{m+1} ≧ b_{m+1} の両辺を加えると

a_{m+1}−a_0+b_{m+1} < Σ[k=0〜m] b_k +a_{m+2}−a_{m+1}

なので、両辺に a_{m+2}−a_{m+1}−b_{m+1} を足し算すると

a_{m+2}−a_0 < Σ[k=0〜m+1] b_k +2(a_{m+2}−a_{m+1}−b_{m+1})

となる。ここで、以下の等式を考慮する。

(7) a_{m+2}−a_{m+1}−b_{m+1}=0

>>449で既に見たように、この等式(7)は成立しない。ゆえに、この場合に不等式(2)は
n=m+1で成立しないので、n=m+1で不等式(2)が成立するときに、不等式(1)は
成立する。よって、数学的帰納法により、任意のn≧0で不等式(1)は成立する。