>>336

「このごろ数学の本を書くと問題を付けないと本屋で出版してくれない。ところがワイルの本(Classical Groupsその他)でも吉田先生(Differential and Integral Equations)の本でも、
数学の本当に優れた書物には、問題なんていうものは付いていない。だいたい問題というものは、本文をよく読んでいれば当然解けるものか、あるいは本文とは別な独創的(?)な
アイデアがなければ解けないものである。後の場合、ほかの本を読んで別の知識を持っていればわけなく解けるというような人を馬鹿にしたものもある。」

「こんなのは、日本の旧い和算の伝統で、数学の正常の発達を阻害した悪習である。」

などと書いています。

また、

「ほかの自然科学の学科も同じように勉強しなかったが、このほうは96±2ぐらいに安定していた。」

「とくに一番でいながらお行儀の悪かったのには諸先生を悩ましたものだった。」

などとも書いています。