>>122
>決定番号の確率空間を書いてくれ

ID:/GO5r+8C は、弥勒菩薩様か
スレ主です

数学科オチコボレの二人のお相手、ありがとうございます。
実は、変なアク禁で自宅からの書き込みができなくなり
いま、職場からです ;p)

私めの ”決定番号の確率空間”をば
ご進講つかまつりまする

1)まず、本当はR^Nの 一つのしっぽ同値類内の二つの異なる数列から定まる自然数 d∈N が ”決定番号の確率空間”の基礎ですが
 ミニモデルから説明します
2)ミニモデルとして、0〜9の整数からなる数列 s = (s1,s2,s3 ,・・,si,・・) (si∈{0,1,2,・・,9})
 を考えます
3)>>5のSergiu Hart氏 Choice Games P2 Remark があるのですが
 これのもとが、”game2:Player 1 chooses a rational number in the interval [0,1] and writes down its infinite decimal expansion3 0.x1x2...xn..., with all xn ∈ {0,1,...,9}.”
 ここで、rational number(有理数)→ 実数 として
 区間 [0,1]の実数の10進小数(無限)展開を考えます
 数列のしっぽ同値とは、二つの実数s,s'∈ [0,1] で、あるd番目以降の 10進小数展開 で 小数d位以降が一致していることです
 つまり、s>s'として、s-s'は有限小数になる(いま、それをuと書く)
 つまり、しっぽ同値の構造は、s-s'=u → s=s'+u と書ける
 ことばで書くと、 [0,1]の実数の10進小数(無限)展開の しっぽ同値とは その同値類である数s'があって s=s'+u と書ける
 いま、s'を代表と考えると、代表s’+有限小数u ∈ [0,1] という構造です
4)そもそも、区間 [0,1]の実数は一般には無限小数です(非可算無限)
 一方、有限小数の集合をUとすると、U⊂Q(有理数)で可算無限集合です(有限集合でないことは自明)
 Qを完備化するとRになるように、有限小数Uを用いても 完備化は可能で 同様に Rになります
 ここで、下記 ハメル基底(R の Q-基底) は、”uncountable, and have specifically the cardinality of the continuum”であることを注意しておきます
5)さて、上記3)での”xn ∈ {0,1,...,9}”を、本来の”xn ∈ [0,1](区間 [0,1]の実数)”にして
 本来の箱入り無数目を考えます
 議論は、上記1)〜4)と平行して行えます
 但し、小数展開ではなく 形式的冪級数と多項式の話に移すのが分かり易いです
 形式的冪級数 f[X] = n=0〜∞ anX^n=a0+a1X+a2X^2+⋯ と書けます
 この係数 a0,a1,a2・・・が、箱入り無数目の数列です(下記の環A→Rです)
 一つのしっぽ同値類内の二つの異なる 形式的冪級数 f[X], f[X]' で、差は多項式f(x)です( f(x)= f[X]- f[X]' )
 この多項式の次数をnとすると、決定番号d=n+1 (つまり f[X]と f[X]' は、d=n+1 以降の項が一致しているので 差をとると消える)
 R係数多項式環R[X]は、可算無限次元空間です ((参考) 代数学I 都築暢夫 広島大 www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/algebra/member/files/tsuzuki/04-21.pdf >>117)
 形式的冪級数環R[[X]] は、可算無限次元では収まらず 非可算(連続)無限次元です(下記 ハメル基底)

つづく