>>223
補足しよう
 箱入り無数目>>1より
『何らかの事情によりdが知らされていなくても,あるD>=d についてsD+1, sD+2,sD+3,・・・
が知らされたとするならば,それだけの情報で既に r = r(s)は取り出せ, したがってd= d(s)も決まり,
結局sd (実はsd,sd+1,・・・,sD ごっそり)が決められることに注意しよう.』
と記事に記されている

 >>223では、Dの代わりにaと書いた
即ち、1列の可算無限列で、a>=d となる
aが取れれば
aよりしっぽ a+1, a+2,a+3,・・・
の箱を開けて、数列のしっぽの数を知る
sa+1, sa+2,sa+3,・・・
このしっぽの数列から、問題の1列の属する同値類が分かり
代表列 r が分かり
結局sd (実はsd,sd+1,・・・,sa ごっそり)が決められる

少し補足すれば、>>1の通りだが
問題列 s = (s1,s2,s3 ,・・・,sd,sd+1,・・・,sa,sa+1,・・・)
代表列 r = (r1,r2,r3 ,・・・,sd,sd+1,・・・,sa,sa+1,・・・)
付言すれば
問題列 sと代表列 rとは
決定番号d以降の数列が一致している
a以降も一致しているので、a以降の情報で 属する同値類が特定できて
代表列 rを取り出せる
そして、問題列 s の sd,sd+1,・・・,sa は、箱を開けていないのだが
代表列 r の sd,sd+1,・・・,sa は、箱には入っていないので分るってこと

ここで、大問題は、『a>=d となる aが取れるか?』(くどいが、>>1では ”D>=d”と記されているが)
なのだ

既に>>204-205で論じたように 決定番号dは、R^Nなる形式的冪級数のしっぽ同値であって
多項式環F[x]から一つ選んだ多項式f(x)の次数 これをmとして、決定番号d=m+1だ

箱入り無数目論法が成り立たないのは、
『線形空間F[x]は任意の自然数より大きい次元の部分空間を持つから無限次元である』(都築暢夫 広島大)
から、無限次元線形空間から (作為なく)普通に取り出したベクトルたる 多項式f(x)は
(都築暢夫の意味の)無限次元ベクトルであり、従って f(x)の次数は無限大に発散している
(付言しておくと、確率を論じない代数学では、有限次の多項式f(x)は、作為を持って取り出して良い)

なので、無限大に発散している量に対して、
『a>=d となる aが取れるか?』の問いに対する答えは、No!■
これが、1列で 箱入り無数目論法が成り立たない理由ですw ;p)