この計算は臨床医には役に立つ。
Evidence-Based Physical Diagnosis : McGee MD, Stevenを読んでいれば学生でも計算できるはず。
(但し、Fランは除く)

髄膜炎の診断に於ける身体所見の感度(真陽性率)・特異度(真陰性率)は次の通りとする。
感度 特異度
頸部硬直 0.30 0.68
Kernig's sign 0.05 0.95
Bruzinski's sign 0.05 0.95
jolt accentuation 0.97 0.60

【問題】
検査前確率を0.5とする。
(1)上記所見がすべて陽性であったときの検査後確率を計算せよ
(2)上記所見がすべて陰性であったときの検査後確率を計算せよ
(3)検査後確率が最も大きくなる身体所見の陽性・陰性の組み合わせを求めよ
(4)検査後確率が最も小さくなる身体所見の陽性・陰性の組み合わせを求めよ
(5)どのような状況でKernig's signとBruzinski's sign が単独もしくは組み合わせで
髄膜炎の診断もしくは否定に役立つかを論ぜよ。