>>548
>・不完全性定理から帰納的な言語体系には複数のモデルが存在せざるを得ない
然り
>・それだと命題の真偽値がモデル毎に違うため、議論中に真偽値が不確定という事態が発生してしまう
モデル毎に真偽値が異なる命題はもちろん、存在する しかしながら
>・だからとりあえず議論をしている間中は話者、読者それぞれにモデルを固定してその上で真偽値を確定されてるとして議論をする
このようなことは全く必要ない
なぜなら理論の定理は「どのモデルでも真である命題」だから、モデル毎に異なる命題なんて議論上に全く登らない
このことは述語論理の完全性定理を理解していれば絶対に口にしないことだが
多くの大学の数学科では、数理論理学の講義がないという惨憺たる有様なので、
全く知らない人がいても(残念なことではあるが)致し方ない(溜息)
>・当然、話者、読者で違うモデルを想定している事もありうるが、
>理論が健全性を持つ限り、両者の結論で齟齬が出ることはない
これを書いた人が健全性(soundness)という言葉の意味を正しく理解しているかどうか不明だが、
健全性とは「理論の証明可能な命題が、理論のいかなるモデルでも真である」という意味であるから
これを理解する限り「話者、読者それぞれにモデルを固定して」なんて必要がない。
ちなみに完全性(completeness)とは健全性の逆、すなわち
「理論のいかなるモデルでも真であるモデルが、理論で証明可能である」
>というのが現代数学の基礎論の不完全性定理周りの理論的建て付け。

不完全性定理だけ知ってて、述語論理の完全性定理が分かってない人が
「話者、読者それぞれにモデルを固定して」なんておかしなことを
いうんだろうな、というのが率直な感想

ゲーデルも草葉の陰で溜息をついてることであろう